カナ先生の「美しい人生のEcoスタイル日誌」

菓奈毎美が「美しい人生のEcoスタイル=美しい食事、美しい仕事、美しい暮しに必要なホンモノ!」を実現させるメソッドを提案&研究しています

誰がヒットに火をつけるのか?儲けるよりも真実を知りたかった Vol.1

「絶対にすぐ潰れるね!」
「あんな高い店(3割高い)、経営がすぐ行かなくなるよ!」
「東京の港区とか、お金持ちが多い二子玉川ならいざ知らず、こんな文化もない工業都市に、最初の一店舗(実験店)をつくるなんて無謀!」
・・・
あれから、5年経った。お店はめでたく5周年のイベントを一昨日終えたところです。
最初の売上の線グラフ斜度は低かったけど、5年間、ずっと右肩上がりで経営がやってゆけました。

コカコーラも売っていない(ありますが冷えてません、近所のお祭り用です)、もちろん、きらびやかなコンビニで売られているような清涼飲料水は見当たりません。

かと言って、石鹸シャンプーしか使わない、お肉でなく大豆タンパクしか食べない方、後ろで髪を束ねた男性が…店主のお店でもありません。
当初の予定とは立地条件からかなりデザインは変わりましたが、品揃えとフロアデザインに秘密がありますが、ほぼ中堅サイズのスーパーのなしています。

つまり、ヨガやビーガンや、無添加主義の方が商品名より後ろの食品表示だけを集中して見て選ぶ方が、メインのお客様ではありません。
ましてや、外車に乗ってくるロハスやオーガニック志向のセレブでも、お金持ちのための店でもありません。でも最低でも3割は高い商品で構成されています。

このスーパーとは呼んでいけない、エピスリーと言う名の食料品店マーケットは、なんと19年に渡る店舗開発調査と、25年に渡るパーソナルアイデンティティーの調査研究により開発された、ほかに類のないお店なのです。(エピスリーの意味は後ほど語る)

皆に、儲かりもしない調査研究でどうやって食べて行けるの?と、相当なことを言われ続けましたが、それには意味がありました。

マスコミが好きな、大きく流行ってすぐ消えてゆくようなヒット商品、「消えた白い鯛やきくん」ではなく、
携帯電話のように、ライフスタイルまで全て変えてしまうような、ありとあらゆる応用されてゆくビジネスを作り出すような、大きな一大市場を私は研究していたのです。
そんなものは、数ヶ月考えたくらいじゃあ生まれません。

そうです、私は誰がヒットに火をつけて、どんな風に広がってゆき、どんな風に枝分かれして、どんな社会的な影響を持って、大きな、大きなヒット市場を創り出すのか?!それを調べていたのです。珍しい研究家です。

新しいヒット市場を創るのに必要な調査研究は、基礎データになるため、一番ふさわしい立地条件の町を選ばないとなりません。その町を探し出し、130万人生活圏のヒット市場展開マーケティングマップを、なんと30年近くかけて調査法から開発し・・・今に至りました。

その間、「主婦向けの情報番組なんて作って頭のいい視聴者を育てるなんて、スポンサーがついてくれないじゃないか?!」とボロクソに言われた、テレビ番組の企画をしました。放送局の問題が生じて、ただ同然の価格で番組化して、なんと19年も続いた主婦向け情報番組もその間に経験しマスコミ相手は懲りました。

誰がヒットの火をつけるのか?あなたは知っていますか?
知りたいですか?

 

2018.11.06

難しい話は苦手だと思いますので、私が別に特技とするお料理に絡めて、この約30年をお話ししてゆきたいと思っています。